「健康で文化的な最低限度の生活」は累計50万部を突破した人気漫画をドラマ化したものです。
生活保護というテーマを、主人公の新人ケースワーカーが、受給者と共に、どんな困難をどうやって乗り越えていくのか?がみどころです!
それではネタバレスタート!
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健康で文化的な最低限度の生活のあらすじ。ネタバレ注意。

主人公の義経えみる(吉岡里帆)は生活保護課の新人ケースワーカーとして働き始める。
同期の新人ケースワーカー、栗橋千奈(川栄李奈)、七条竜一(やまだ裕喜)たちと新しいスタートが始まる。
慌ただしい現場に圧倒されながらも、先輩ケースワーカー、半田明伸(井浦新)に指導を受けながら、現実と未熟な自分とのギャップに戸惑う。

えみるが担当する受給者だけでも110人。
新人な上に受給者に対する対応すら分からないまま、悩む時間もない、そんな中、えみるが担当していた受給者の一人が自殺をしてしまう。
ショックと共に、救えなかった後悔がえみるを襲う。それでも、落ち込んでいる暇もなく毎日は過ぎていく。
でも、明らかにえみるの中でその事が心の中で何かを突き動かしていた。

そんな中、新しくえみるの担当になった受給者、阿久沢正男(遠藤憲一)と出会う。
彼は、働く意欲もあり健康であるのに、度々咳き込み、食事も1日に一度しかとっていないという。
えみるの上司である、京極大輝(田中圭)は、そんな阿久沢を怪しく思い、えみるに家を訪れて把握しておくように忠告する。

早速、阿久沢の家を訪れたえみるは、家の中を見渡し、異常がない事に安心する。
そんな中、ふと冷蔵庫を開いた時に扉に貼ってある催告書に気が付く。それに焦った阿久沢はその催告書を飲み込んでしまう。
しかし、観念した阿久沢は、自身に借金があることを告白する。それを聞いたえみるは、阿久沢の借金をどうにか出来ないか、法テラスに一度相談に行くことを提案する。

しかし、阿久沢は乗り気ではなくのらりくらりとした返事をする。
そして、阿久沢には秘密があった。とある映画館で、木の陰から誰かを探すようにじっと見つめているのだった。

ある日、そんな阿久沢を不審者と勘違いされ警察官に声をかけられたところ暴れた為、署まで連行されてしまう。その連絡がきたえみるは、急いで警察署へ向かう。
そして、ちょうど釈放された阿久沢に駆け寄り、再度、法テラスへの相談を勧め、生活課で話し合おうと日時を書いた紙を渡す。

その約束の日のその時刻に、阿久沢の姿は生活課の入り口にあった。
ただ、なぜか振り向いて帰ってしまう。約束の時間に現れない阿久沢に連絡をするえみる。
帰ってしまった事を知り、阿久沢に会いに走るえみる。そこには、落ち込む阿久沢がいた。阿久沢を救いたいと熱く語るえみる。

阿久沢は、緊張から咳込んでしまうのだと語り始める。
こんな歳で借金まみれの自分が恥ずかしいとバカにされていると思い込んでいた。
そんなことはないと、否定するえみる。ただ、熱く語れば語るほど、心を閉ざしてしまう阿久沢。
えみるを突き放したその時、先輩ワーカーの半田がそこに現れる。半田は、焦るえみるを黙らせ、ゆっくりと阿久沢の過去をたどっていく。
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阿久沢も自然と口を開き、自分の過去を話し始める。
父親から継いだ印刷会社の不振による借金で、その事により、妻と離婚し、娘とも離れてしまったこと。
別れて15年以上会っていないのだという。今は、借金を返すことだけが自分が生きている理由なのだと。心がほぐれてきたタイミングで、半田も阿久沢の力になりたいと訴える。ただ、阿久沢の気持ちは固く、その場を去ってしまう。

半田の阿久沢に対する対応に、自分の無力さを嘆くえみるだが、前向きに諭してくれる半田のそばで、ふと、あのショックな事を思い出し、もう二度とあんな思いはしたくないと、一から阿久沢を知り、向き合うことを始める。
その中で、娘への思いを感じ取ったえみる。いつもの映画館でじっと何かを探す阿久沢の元へ走るえみる。
この映画館で、娘と似た人を見つけたことから、会いたい一心で待ち続けているのではないかと尋ねる。
暗に認め、立ち去ろうとする阿久沢に、娘に会いたいという前向きな気持ちを自分の人生にも持ってほしいと語るえみる。

一緒に考えてくれるというえみるの熱意から、もう一度やり直そうと決める阿久沢。
別の日、えみると共に法テラスを訪れる阿久沢の姿が…。
法テラスでの相談により、阿久沢の借金は過払い金が発生していることが判明し、借金の返済も終わっている上に過払い金も戻ってくるという結果に、驚く阿久沢。
そして、借金が突然終わった事への信じられない気持ちと今までの辛かった思いが溢れ出し涙する。そして、えみるに、感謝の言葉と共にこれからの希望を口にする。

えみるも、安堵の涙を流しながら、阿久沢と関われた事でこれからの仕事にやりがいを見つけたのだった。
お互いに涙しながら、何度も感謝を述べ、最後には笑顔でハイタッチをする二人。
その後、阿久沢に過払い金の支払いが決定し、また生活保護の生活からも卒業する。
ただ、これからが阿久沢にとっても、新たな生活に向けてのチャレンジでもあるのだ。そして、えみるも、生活課での慌しい毎日が始まり、えみると新たな受給者との、健康で文化的な最低限度の生活への戦いが始まるのでした。

健康で文化的な最低限度の生活の第1話の感想

最初に、このドラマの題名から、とても重くて堅苦しいものになっているのではないかと思って見始めたのですが、始まってみると、えみる役の吉岡里帆のフレッシュさが、重い部分も前向きなものに変えていたような気がします。

また、えみるの同期のケースワーカーのメンバーもみんな新鮮な感じで、でも。
今時な中にも何かを抱えている、そんな雰囲気が出ていた気がします。
先輩ワーカーの半田も、がむしゃらなえみるとは真逆で、優しい中にも芯の強さを感じる、とても安心できる存在でした。
それと、上司の京極も厳しい一面はありますが、陰ではえみるの事を気にかけながらも、更なる成長を願っている素敵な上司だなと思いました。
ある意味、とてもデリケートな問題でもある生活保護というところに、スポットライトを当てて、主人公と共に悩み、解決していくという、ストーリー的には綺麗事には思えますが、現実にもありうる話と考えれば、身近な話なのかもしれません。

だからこそ、暗い部分にも、明るい光が当たっていくような、そんな希望を感じれるドラマでした。受給者の人やその周りの人達の悩みや苦悩も伝わってきましたし、見る前と見た後では、イメージが変わりました。

健康で文化的な最低限度の生活の第1話からの今後の予想

主人公のえみるが、ケースワーカーとして、どんな風に成長していくのか。
そこが一番の見所だとは思います。

また、これからどんな受給者が現れて、どんな現実と戦っているのか、それらもまた見所の一部かなと思います。みんなが幸せな人ばかりではなくて、幸せになりたいともがいている人達もいる。
そんな人達と一緒に、えみるはどう戦っていくのかを期待したいです。
このドラマを通して、身近な問題でも、意外に知らない事も多いので、法律的、専門的なそういった部分ももっとみてみたいなと楽しみです。
メインとなる受給者だけでなく、いくつかの他の受給者のケースもあって、そちらも気になっています。毎回1話完結なところも見やすい要素だなと思います。
そして、えみるの周りの人達にも、何かそれぞれドラマがあるのではないかと思います。
みんなが、それぞれの人生を頑張って生きている、次の日にまた頑張ろうと思える、そんなドラマになるんじゃないかなと思います。
なにか応援したくなるような、周りを巻き込んでいくような、いい意味でとても変化を期待したいドラマでした。えみるの職場の仲間達もそうですが、えみるの担当する受給者も、そして、見ている私達の心の中にも変化があるのではないでしょうか。

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