ケースワーカーのえみるが、様々な事を経験し、成長していくストーリー。
夢を見る高校生が、家族で生活保護を受けながら、禁止されているのを知らず、アルバイトの収入の申告をせず、これまで働いた金額を全て返納しなければなくなり、自暴自棄になってしまう。果たして、えみるは、今回の問題をそう乗り越えるのか。気になる第3話のネタバレはこちら。

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「健康的で文化的な最低限度の生活の第3話のあらすじ。ネタバレで紹介

生活保護を受けているにも関わらず、アルバイトで得た収入の申告をしていなかった、日下部欣也(吉村界人)は、ケースワーカーの、義経えみる(吉岡里帆)から、収入の全額を返納するように言われる。
母親の日下部聡美(江口のりこ)にも責められ、自分が稼いだお金なのにと、自暴自棄になった界人は、夢として大事にしてきたギターを壊してしまうのだった。

 

区役所に戻り、報告をするえみる。上司の京極大輝(田中圭)に、欣也の件は、どうにか一部免除にできないかと頭を下げる。しかし、京極は、利用者の感情に巻きこまれるな、とえみるに忠告をする。

 

大事なギターも壊してしまい、夢を失った欣也は途方にくれていた。
おにぎりを買おうとコンビニに入り、そこでひょんな事から、阿久沢正男(遠藤憲一)と出会い、一緒におにぎりを食べる二人。
高校生と聞き、高校生と聞くだけで夢があると羨ましがる阿久沢に、夢なんてないという欣也。そんなことはないと、阿久沢は、現在の自分の状況を例え、こんな大人になっちゃダメだという。

 

ずっと欣也のことが、頭から離れないえみる。「そんなに悪いことをしたのか」という欣也の問いにちゃんとした答えを答えられるのか、自分と向き合うえみるだった。

 

翌日、京極からギターを受け取るえみる。先日、欣也がギターを壊してしまったことを聞いた京極は、実家にあったギターを持ってきたという。感謝するえみるに、それはそれで、徴収は長州だという京極。それでも、ギターを見ながら喜ぶえみるだった。

聡美との電話で、欣也が家に帰っていないことを知るえみる。先輩ケースワーカー半田明神(井浦新)は、欣也に一度、えみるの口からちゃんと説明をした方がいいと言う。そこで、まずは、ここにきてもらえるぐらいのそれなりの関係性を築くことだと指摘する。

 

聡美の元を訪れたえみる。ギターを持ってきたえみるに対し、音楽なんてやっている場合はない、これから毎日支払いをしていかなければならないと、言う聡美。
帰ってきていない欣也のことを心配するえみるに、心配するなら、少しでも減額される方法を考えてくださいと言い、最初に減額されると言ったのは義経さんなんですからね、と怒りをぶつけるのだった。

欣也にいつ会ってもいいようにギターを抱えるえみる。
落ち込んでいるエミルを励まそうと、同期のメンバー、七条竜一(山田裕貴)はみんなでご飯へ行こうと誘う。行きたいお店があると言うえみるは、いつもの定食屋の阿久沢の元をたずねる。

阿久沢が以前の利用者だったことに気を使う七条に対し、阿久沢が仕事を頑張っていることが嬉しいと言うえみる。
栗橋千奈(川栄李奈)は、そんなえみるの考えはいいと思うと言う。

食事を終えて、帰るえみる達を見ながら、側に誰かがいるっていいですね、と言う阿久沢。そんな姿を、長い間会っていない娘の姿と重ねて見ているのだった。

 

そんな中、欣也が自宅に帰ってくる。欣也に対して、口うるさく責める聡美に、欣也は再び家を出ていく。ひどいと言う妹のリナ(瑞城さくら)に対して、あんたも無駄使いやめなさいと叱りつけ、リナも家を飛び出してしまう。

帰宅途中に、今日が金曜日であることに気づき、欣也の路上ライブの場所へ走るえみる。
いつもの路上ライブの場所では、メンバーに、欣也はバンドをやめることを告げ、去っていくのだった。えみるが着いた時には、すでに欣也が立ち去った後だった。
欣也は、そのまま、昔の不良グループの元へ向かい、一緒にバイクで走り去って行った。それを見かけるリナ。

 

あれから、欣也には会えずにモヤモヤしながら過ごしていたえみる。そこへ、リナがえみるを訪ねてやってくる。
えみるに自分が悪いと、5千円を差し出すリナ。
クラスの友達が高いお店に行くのに、自分も行かなければ仲間外れにされると、欣也がお小遣いをくれていたと言うリナ。
お金は受け取れないと返すえみる。帰ってこない欣也に、自分のせいで家族がバラバラになってしまうと言うリナに、えみるは、リナのせいではないと言う。

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リナを送り、ギターに目をやるえみる。
そして、たまらず、ギターを持って走り出す。
街中を欣也を探し回るえみるだが、やっと欣也を見つける。
諦めないえみるの熱意に負け、欣也はえみると話をする。
ギターを手渡そうとするえみるだが、もうギターはやめたと受け取らない欣也。
意味がないと立ち去ろうとする欣也に、えみるは、もう一度だけ話を聞いてくれと言う。待ち合わせの日時と場所を書いたメモを欣也に手渡し別れるが、欣也はそのメモをごみ箱に捨ててしまう。

 

約束していた日がきた。そわそわするえみるだが、聡美だけが訪ねてやってくる。
そこへ欣也も現れる。半田と共に、日下部親子との話し合いが始まる。
えみるは、二人に頭を下げ、自分が安易に話してしまったことに対して謝罪する。
来てくれてありがとうと言うえみる。そして、えみるは、欣也のライブを見て感動したこと、音楽をどうか続けて欲しいと言う。

 

半田が、これまでの経緯、区役所の役目などを説明する。
そこで、確認書へのサインを出し、説明を受けた聡美。これ、お母さんが悪いね、あんたに何も説明せずにサインをさせて、と言う聡美に、半田は、高校生でも支援制度がたくさんあることを説明し、夢を諦める必要はないと言う。

 

「夢を追うことは実に人間らしい生き方だと思います。その為の支援を我々ケースワーカーはしていきたいと思います。ね?義経さん?」
と言う半田に、しっかりとはい、と言うえみる。そこには、笑顔の欣也がいた。

 

京極に、ギターを手渡せたこと、話し合ったことの報告をするえみると半田。
区役所からの帰り道。欣也は聡美に、きちんと申告をし、これからもバイトを続けるという。
音楽も続けると言う欣也に対し、聡美は、好きにすればいい、あんたの人生だし、と言うのだった。

 

区役所のメンバーでの食事会で、安心しているえみるだが、その横では、これから苦しい中、徴収金を毎月納めていかなければならない、まだ高校生の欣也のことも可能な限り見守ってサポートしていけたらと言う半田。

 

仕事帰り、路上で歌う欣也を見つける阿久沢。
そんな欣也の姿に感動する。自宅に戻り、押入れの段ボールから家族写真を取り出す。

 

えみるの元に、欣也からの手紙が届き、ライブを再開したので、まだ見に来てくださいと書いてあり、喜ぶえみるだった。

 

翌日、ペンを取り、手紙を書こうと阿久沢の元に娘からの手紙が届く。
手紙には、2年前に元妻が闘病の末、亡くなったことが書いてあった・・・

 

 

「健康的で文化的な最低限度の生活」の第3話の感想

前回から引き続き、2話連続のストーリー。自分が頑張って働いたアルバイトのお金を全額徴収されると聞き、絶望の中で、夢を追いかけていた音楽の道も母親から否定されたら…自暴自棄になってしまう欣也の気持ちもとても分かるなぁと思いながら見ていました。
大事なギターを壊してしまうほど、どこにぶつけていいのかわからな苦しみや、苛立ちが現れていました。いくら頑張っても、結局ダメなんだと、何もかも投げ出してしまう衝動だった気がします。

投げやりな生活に戻ってしまう欣也にことを、ずっと諦めずにどうにかしたいというえみるの熱い思いが、きっと欣也に伝わったと思うし、そこをきちんとフォローして支えてくれる半田に、羨ましさを感じつつも、現実を見つめ、任務をきちんと全うさせる、厳しさとも取れる優しさを持つ京極にも、愛を感じました。

同期のメンバーも自分のことで精一杯な中、他の同期の事も思いやっている、本当に素敵な職場だなぁと思いながら見ています。
そして、過去から卒業し、今を頑張って生きている阿久沢からも目が離せません。ドラマの中でも、ふとした時に、阿久沢の言葉だったり、存在が、アクセントになっていたりするので、えみるにとってもいい関係だなと思います。これからも、登場人物みんなに注目して生きたいドラマですね。

「健康的で文化的な最低限度の生活」の第3話からの今後の予想

また新しい受給者と出会い、悩み、成長していくえみるが、これからも楽しみですが、他の同期のメンバーにもいろんな成長が待っているのではないかと思います。

ケースワーカーと受給者という難しい関係をどう捉えて、どう支えていくのか。半田が言っていた、これからをどう見守りながら、関係を築いていくのかが、やはり一番の見どころだと思います。

そして、いろんな受給者がいることも現実で、受給者自身、家族が、どう乗り越えていくのか。見ていると、生活保護だとか、そういうところだけではなく、どこの家庭にもあるような問題と当てはまったりして、大きな視野で見ても面白いのではないでしょうか。

また、仕事も順調で、これからを生きている阿久沢ですが、ついに、過去のことや、家族との関係も明らかになりそうです第3話の最後で、娘からの手紙に、元妻が闘病の末に、亡くなっていた事実が判明し、呆然としていた阿久沢でしたが、今後はどうなるのでしょうか。

娘との久しぶりの対面もあるはずだし、これまで長い間、娘への思いを抱えてきた阿久沢が、また新たな生活を迎え、娘との関係も新たにスタートできたらなと期待しながら、第4話が待ち遠しく楽しみで仕方ないです。
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