引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html

低燃費で取り回しの良さが魅力のコンパクトカー、その中でも人気を争っているトヨタ アクアと日産 ノートを比較してみたいと思います。

引用 https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

どちらも圧倒的な低燃費性能が売りであるところですので、迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

それぞれの特徴を簡単にまとめると・・・

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まずはトヨタ アクア、2011年冬の発売以来、大きなモデルチェンジをすることなく現在まで発売されています。ハイブリッドのみの設定で、カタログ燃費で40km/Lに迫るなど、その圧倒的な低燃費性能を売りにしてヒットを続けている人気車種です。

引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html

一方で日産ノートですが、初代ノートが2005年1月に発売され、2012年に2代目にモデルチェンジ、そして2016年11月のマイナーチェンジでシリーズ方式ハイブリッドシステム(エンジンは発電専用で、駆動はモーターのみによって行われる。)の”e-POWER”が追加され、爆発的ヒット。同年11月の月間新車販売台数でNO.1となり、日産車がNO.1となったのは実に30年ぶりとなる快挙を達成しました。

両車共にハッチバックスタイルのコンパクトカーであり、ハイブリッドカーでもあるためライバル関係にあります。それでは細かな点を比較してみたいと追います。

サイズの比較

引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html

コンパクトカーたるもの、裏道にも臆せず入っていけるような取り回しの良さと、外見はスリムでも中身は必要十分な空間の確保が求められるところです。

実際にアクアとノートの外装と内装のサイズを比較してみましょう。まずは外装からです。

・アクア

全長 405cm

全幅 169cm

全高 145cm

・ノート

全長 410cm

全幅 169cm

全高 152cm

アクア、ノートともに全長と全幅はそこまで差がありません。全幅に至っては5ナンバーサイズ(全幅170cmを越えると3ナンバーになります)ギリギリを狙って設計されているのがわかります。

全高はわずか7cmですが、ノートの方が高いようです。

アクアは空気抵抗もかなり考慮されて設計されているので、その分高さに差がありますが、この差は室内空間にどう影響してくるのでしょうか。

続いては室内の寸法を比較してみましょう。

・アクア

室内長さ 201cm

室内幅  139cm

室内高さ  117cm

・ノート

室内長さ 206cm

室内幅  139cm

室内高さ 125cm

外寸法で差のでなかった長さと幅に関してはやはり室内寸法も差が出ませんでした。

しかし予想通り室内高さは外寸法分の差が出ていて、ノートの方が8cm高い結果となりました。

たった8cmですが、実際室内に乗ってみると感覚ではかなりの差があるように感じます。その点アクアは圧迫感を感じるケースがあるので、実際に乗ってみて比較することが重要かもしれません。

パワートレインの比較

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次に自動車が走る上で欠かす事のできないパワートレインを比較してみましょう。

アクア、ノート共にハイブリッド車ですが実は全く別物と言っても良いかもしれません。両車ともにエンジンとモーターが搭載されているのは共通ですが、その使い方が異なっています。

アクアはエンジンの出力とモーターの出力を合わせたり、時にはモーターのみで走行したりと、状況に応じて出力を切り替える“パラレルシリーズハイブリッド”ですが、ノートの場合エンジンは完全に発電専用で、駆動しているのはモーターの出力のみとなる”シリーズハイブリッド”です。ですのでノートは一般的なハイブリッド車というよりは、”発電機つきの電気自動車”といった表現の方が正しいかもしれません。

アクアはハイブリッド専用モデルなのでパワートレインは1種類のみですが、ノートはガソリン車も選択することができて、ハイブリッドの他に1200ccスーパーチャージャー搭載モデルと1200cc自然吸気エンジンの3種類から選択することができます。4WDも選択可能なのでパワートレインの豊富さはノートの方が上手と言えそうです。

ここで気になる燃費の比較です。アクアがハイブリッドのみしか無いので、ノートも同じくハイブリッドで比較するとします。

・アクア

38.0km/L

・ノート

37.2km/L

お互いカタログ値です。僅かながらにアクアがリードするものの、ほとんど互角と言える燃費の差です。

エコカーとして申し分ない低燃費性能のアクア、ノートですが、実際の”走り”はどうなのなのでしょうか?

その前にガソリンエンジンとモーターのパワーの発揮の仕方の違いを考えてみましょう。

ガソリンエンジンは得意な回転域(最もパワーの出る回転域)がそれぞれのエンジンごとに決まっていて、だいたいのエンジンは高回転になるほどパワーが出るように設計されているので、ガソリンエンジン車は回転数が上がればパワフルですが、低回転は苦手なことが多いのです。発進で使用される低回転域が苦手なので、stop and goの多い渋滞などでは燃費が悪くなります。

一方モーターは低回転からマックスパワーを発揮することができて、スタートダッシュが最も得意ですが、高回転では抵抗の影響もありそこまでパワーを発揮することができなくなります。

前述した通りアクアはガソリン+モーター出力なので、走りだしはモーターのみ、中高速はガソリン+モーターと役割分担を変えながら走行するので満遍なくスムーズな加速を全速度域で発揮することができます。モーターとエンジンのそれぞれ得意な分野をうまく活用しているので、全回転域で効率の良い走りができると言えます。

ノートですが駆動はモーターのみなので、スタートダッシュこそはパワフルですが、高回転域になる高速道路は若干苦手です。しかしエンジンは発電専用なので前述の得意な回転域を常に維持して効率よく発電することができます。それがノートの低燃費性能を支えているのです。

全回転域でフラットな加速が可能なアクアとスタートダッシュが得意なノート、こちらも実際に試乗して好みの方を選択するのが良いと思います。

先進安全装備

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現代の自動車は自動ブレーキなどの先進安全装備が必須となっていて、アクアとノートにも装備されています。

両車ともに自動ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備が設定されています。

そこまで大きな差はありませんが、クルーズコントロール機能に差が見られます。

アクアは速度を設定するとその速度で一定に走行してくれるのですが、先行者がいた場合でも加減速することはできず、ドライバーが自らブレーキを踏む必要があります。

引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html

一方ノートはレーダーを用いて先行者の速度に応じて自動で加減速してくれるので、クルーズコントロールに関してはノートの方が優秀と言えそうです。

気になる価格は?

最後に気になる価格の差ですがハイブリッドモデルの最低グレードで比較すると、

・アクア 178万円

・ノート 190万円

とノートの方が12万円高い結果となりました。

しかしオプションの差などによりすぐに覆ってしまうほどの価格差なので、値段で勝負できる部分は少ないのかもしれません。

まとめ

以上簡単にですがアクアとノートの違いについて比較して見ましたが、一番の大きな違いはやはりハイブリッドシステムの違いと言えそうです。

一言でハイブリッド車と言っても仕組みが大きく異なるので、その乗り味や運転した感覚も大きく異なるところです。

最終的に乗ってみないと分からないと言ってしまっては簡単ですが、アクアとノート、似ているようで全く異なる車とも言えるので、実際に試乗してみることをオススメいたします。