毎年アカデミー賞の結果を占う前哨戦と言われるゴールデングローブ賞。1月6日に授賞式が行われ、第76回ゴールデングローブ賞(2019)のドラマ部門は「ボヘミアン・ラプソディ」が最優秀賞になりました。

が、

  • 映画作品賞(ミュージカル・コメディ)
  • 助演男優賞
  • 脚本賞

3冠を獲得して注目を集めたのが、ピーター・ファレリー監督の「グリーンブック(Green Book)」という映画です。

 

ゴールデングローブ賞に先立って昨年9月に開催された、もう一つのアカデミー賞の前哨戦と言われる「トロント国際映画祭」この映画祭でも『グリーンブック』は最高賞である観客賞を受賞しました。そこで「グリーンブック」はアカデミー賞の最有力候補と言われるようになりました。

 

ここでは

  • グリーンブックのあらすじ
  • キャスト
  • グリーンブックを見た人の感想
  • 日本での上映場所やいつから上映されるのか

など、この映画について紹介していきます。

グリーンブック(Green Book)の作品情報

原題 Green Book(グリーンブック)
製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
上映時間 130分
監督 ピーター・ファレリー
脚本 ニック・ヴァレロンガ
&ブライアン・カーリー
&ピーター・ファレリー

 

監督のピーター・ファレリーの他の有名代表作は「メリーに首ったけ」「Mr.ダマー」シリーズ、「ムービー43」などです。

面白くバカバカしい感じのコメディ映画作りで有名な監督です。今回のグリーンブックの大きなテーマは「人権問題」ですが、暗い雰囲気ではなくユーモアたっぷりに作られています。

グリーンブックのキャストの紹介

主演

ヴィゴ・モーテンセン
他の出演作: 『はじまりへの旅』『イースタン・プロミス』で2度アカデミー賞にノミネート

今回は、腕っぷしが強そうで粗暴な感じのイタリア系ドライバー「トニー・リップ」を演じています。

助演(もう一人の主演)

マハーシャラ・アリ
他の出演作:『ムーンライト』でアカデミー賞(オスカー)受賞

トニー・リップと対照的な、慎ましく上品な黒人天才ピアニスト「ドクター・シャリ―」を演じます。

その他のキャスト

リンダ・カーデリーニ
他の出演作:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

ディミテル・D・マリノフ

P・J・バーン

グリーンブックのあらすじをネタバレ

マハーシャラ・アリ演じる黒人天才ピアニストと、彼がアメリカ南部へのツアーのために用心棒を兼ねて雇ったイタリア系ドライバー。対照的な2人の旅を通して築かれる友情を描いた、笑いあり涙ありの心温まる作品です。

 

1962年アメリカ。黒人は移動先に気を配らないと、白人の激しい差別や理不尽な暴力の脅威があった時代。

カーネギーホールに住む黒人ピアニストのドクター・シャリ―(マハーシャラ・アリ)。シャーリーはケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏した経験があるほどの天才ピアニストで「神の域の技巧」を持つと言われています。

そんなシャーリーはある日、一人の運転手を雇います。運転手の名前はトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を勤めていて、腕っぷしの強さはもちろん、口も達者でぱっと見は粗暴な雰囲気。ただ、悪い人物ではなく家族や友人からも愛されていました。

 

シャーリーがこのイタリア系用心棒であるトニーを雇った理由は、南部へのコンサートツアーの運転手が必要だったからです。

ただ、古くからの黒人差別が根強く残り、制約も多くて危険な南部で、なぜシャーリーはコンサートツアーを行うのか?

これはこの物語の大きななぞと言えます。

 

  • 教養のある裕福な黒人ピアニスト
  • 教養のない貧乏な白人用心棒

全てが対象的なこの2人が、黒人専用ガイドブック「グリーンブック」を頼りに旅をして、さまざまな困難を経験し、やがて友情・きずなを強めていく過程がこの物語の最大の見どころです。

 

予告の動画を見るだけでも、物語の大筋は想像できてしまうような王道(悪く言えばベタ)のストーリーですが、大きな感動を得られることも予感できるでしょう。

南部への行きの車の中では、シャーリーに「黒人なのにフライドチキンを食べたことがないのか?」と差別的なさげすむような発言をしていたトニー。

それが帰りの車の中では、2人は楽しそうに笑いあっています。この行きと帰りの車の中での2人の表情の変化を見ると、途中どのような出来事があって、2人の心が通じ合っていくのか確かめたくなるはずです。

グリーンブックの見た人の感想は?

日本では公開前ですが、ここではグリーンブックを実際に見た人の感想を、ポイントを絞ってまとめておきます。

  • 名作だと思いました。王道なんだけど、新しく思える友情の描写。文句のつけようがない映画です。
  • 130分の長い映画ですが、テンポがよくて泣ける場面と笑える場面の起伏もあってあっという間に終わる感じがしました。
  • 楽しい音楽やコメディタッチの描写で、重い人権問題を取り上げているけど説教っぽさがなくて、気持ちよく見ることができます
  • トニーが最初、黒人差別の感情があると思ったけど、実際はただの無知。バカなんだけど愛すべきバカと次第にわかってきて、途中からはシャーリーの見方をしたり本当にいいやつで、見ていていとおしかったです。
  • 見た後に、3日間ぐらい心地いい感覚が続きます。3月にもう一度みたい
  • 性格も生き方もバラバラの2人だが、旅を通して友情を育んでいくのはとても感動的。

 

南部でのコンサート会場で、シャーリーの演奏を聴いた観客がスタンディングオベーションで拍手喝采する場面も感動的です。

映画館の大きなスクリーンで臨場感がある演奏を聴くと、感動は大きくなると思います。

日本での上映館や上映開始時期について

Green Book(グリーンブック)の日本での上映開始は2019年3月1日(金)。

TOHOシネマズ 日比谷他などで、全国一斉にロードショー開始です。

 

地域ごとの上映館については公式のこちらを参考にしてください。

⇒ 劇場情報|映画『グリーンブック』公式サイト

 

劇場窓口でムビチケカードを購入すると「特製レターセット」がもらえます。

先着限定で特典はなくなり次第終了のようなので、早めにゲットしましょう。