引用 https://toyota.jp/voxy/?padid=ag341_from_voxy_navi_top(以下同様)

ファミリーカーとして絶大な人気を誇るトヨタヴォクシー。

2017年のミニバン販売台数NO.1にもなっているヴォクシーですが、ガソリン車のハイブリッド車の設定が各グレードにあり、購入する際に悩んでしまいます。

そこで今回はヴォクシーのガソリンとハイブリッドを様々な観点から比較してみたいと思います。

グレードごとに仕様が異なるので、一番人気でもあるZSグレードで比較することにします。

・エクステリア

ヴォクシー独特の”カッコいい”フロントマスクやリヤデザインの大部分はガソリン、ハイブリッド共通ですが、細かな点で違いがあります。

まず1つ目はエンブレムの違いです。

フロントからご覧ください。

ヴォクシー ガソリンでは通常のエンブレムですが

ハイブリッドになるとエンブレムが青く縁取られ、クールでエコな印象を受けます。

またサイドおよびリヤにはハイブリッド専用エンブレムがハイブリッドには装着されます。

また、リヤのトヨタマークもフロントと同様に、ガソリンではノーマルですが、ハイブリッド になると青く縁取られます。

2つ目はアルミホイールのデザインの違いです。

ガソリンでは切削光輝のダークメタリックホールですが

ハイブリッドではBBS製アルミホイールが設定されています。

以上が外観の違いになります。

外観デザインの大部分は共通ですが、ホイールがそれぞれの専用デザインとなるので、デザインの好みによってどちらにするのか意見が分かれるところになります。

・インテリア

選べるシートデザインや、インテリア色はガソリン、ハイブリッド共通なので、違いはありませんが、インテリアも細かな点に違いが見られます。

一番大きな違いはシートアレンジの違い、すなわち乗車定員の違いです。

ヴォクシー ガソリンは7人乗りと8人乗りを選択することができますが、ハイブリッドは7人乗りしか選択することができません。

ですので、”大人数で出かけることが多いので、8人乗りでないと困る!”という方は、この時点でガソリン車に選択肢が絞られます。

2つ目の違いはハイブリッドにのみ、センターコンソールが付きます

空間が広く取られているのが特徴の最近のミニバンですが、意外と小物の収納スペースに困ることもあるので、センターコンソールは助かりますね。

しかし、センターコンソールがあるせいで、フロントシートからセカンドシートへの行き来が車内でできないので、後ろにお子さんを乗せていて、駐車中に後ろへ行きたい場合でも、一旦外へ出る必要があります。

その点ガソリンではスペースがあるので、行き来することができます。

センターコンソールはオプションで変更したりすることが出来ないので、ここもガソリンかハイブリッドかを選ぶ際のポイントとなりそうです。

実はハイブリッドには、モーター用の特別な電池が車内に搭載されていて、ヴォクシーの場合、フロントシート下に収納されています。

電池の分床面が膨らんでしまい、不格好になるのでハイブリッドにはセンターコンソールが設定されているのだと推測されます。

3つ目の違いは快適装備の違いです。

ハイブリッドには快適温熱シート(シートヒーター)が標準装備ですが、ガソリン車には設定がありません。

またエアコンにも違いがあり、ハイブリッドには”S-FLOWモード”という運転席のみを集中して空調し、燃費向上を図るモードが標準装備されますが、またしてもガソリン車には設定がありません。

また詳しくは後述しますが、両者ともにアイドリングストップはするのですが、アイドリングストップ中でも通常時と遜色なくクーラーが使えるのがハイブリッドの特徴で、ガソリンは蓄冷した分を消費してしまうとアイドリングストップを維持することが出来ない欠点があります。

このように快適装備を見ると、ハイブリッドの方が良いような気がしますね。

また、メーターやシフトノブなどにも違いがあります。

ガソリンのメーターは通常のオプティトロンメーター

ハイブリッドはエコゲージのついた専用のオプティトロンメーターとなります。

シフトノブはガソリンが本革巻シフトノブ

ハイブリッドはエレクトロシフトマチックとなります。

・パワートレインと燃費

当然ですが、ガソリンはエンジンのみでハイブリッドはエンジン+モーターが動力を生み出しています。

ヴォクシー ガソリンに装備されているのは3ZR-FAEというエンジンで、排気量が1,986cc、パワーを現す馬力は152PSです。

一方のハイブリッドは2ZR-FXEというエンジンとモーターが装着されていて、エンジン排気量が1,797cc、馬力は99PSですが、モーターの出力が82PSありますので、単純に合計すると181PSとなります。

エンジンとモーターが両方フルパワーを出すことはまず無いので、ガソリンとハイブリッドは動力性能をみるとほぼ互角と言えます。

しかし、モーターの特性上(モーターは0回転から回り始める時のパワーが一番強く、エンジンは逆にそこが苦手)ハイブリッドの方が出だしの加速に関しては鋭く感じるかもしれません。

あとはハイブリッドはFF(二輪駆動)のみの設定ですが、ガソリンにはFF、4WD両方の設定があり、雪国の方やよく冬のレジャーに行かれる方は、ガソリンが選択肢に上がるかもしれません。

次に燃費ですが、カタログ上の燃費はガソリンが16.0km/L、ハイブリッドは23.8km/Lですので、ハイブリッドの方が約1.5倍燃費が良いと言えます。

ここはハイブリッドのお家芸とも言える部分ですので、致し方ないものです。

・コスト面

さて、今までの比較ではヴォクシー ハイブリッドの方が良い点が多いような気がしますが、大事な大事なお金の部分も考えなくてはなりません。

今回比較しているZSグレードの車両本体価格は

ヴォクシー ガソリンが7人乗り2WDで2,775,600円

ヴォクシー ハイブリッドは3,269,160円

約50万円の価格差がガソリンとハイブリッドにはあります。

いくら燃費が良いとはいえ、この価格差を考えると果たしてハイブリッドの方がお得と言えるのでしょうか?

計算して見ました。

10,000km走行するのにかかるガソリン代を基にして、価格差をペイするのにどのくらい走る必要があるのかを考えます。

ガソリン車は

10,000÷16.0=625L

ガソリン価格を140円と仮定して

625×140=87,500円

ハイブリッド車は

10,000÷23.8=420L

420×140=58,800円

87,500-58,800=28,700円

10,000km走行するごとに28,700円ハイブリッドの方が特をする計算となります。

ここで価格差50万円にあてはめると

500,000÷28,700=17.421・・

つまり価格差をペイするには17万キロ走行する必要があると分かりました。

これは並大抵のことでは無いと思います。

ハイブリッドは燃費以外でも税金面での優遇はありますが、ガソリンと大差が出るほどでもないので、コスト面でみるとガソリンに軍配があがると言えます。

・結局どちらがオススメ?

性能面ではハイブリッド、コスト面ではガソリン、でも細かなところでどちらかでしか選べない部分あるので要チェックです。

まとめると

ヴォクシーガソリン

  • 値段が安い
  • 8人乗りを選べる
  • センターコンソールが無いので前後に行き来可能
  • 4WDを選べる

ヴォクシーハイブリッド

  • 燃費が良い
  • センターコンソールが付く
  • シートヒーターが付く
  • アイドリングストップ中でも問題なくクーラーが効く
  • 加速が良い

上記はあくまで一例ですがそれぞれの良いところを選んでみました。

”ここは外せないな!”と思う部分がある方を選ぶと、ヴォクシーと充実したカーライフが送れると思います。