「獣になれない私たち」の第1話のあらすじとネタバレで紹介。

 

新垣結衣と松田龍平がW主演を務め、脚本には「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が担当することで話題の新ドラマ「獣になれない私たち」がスタート。

 

周りからはいつも笑顔で、仕事も完璧にこなすと思われている深海晶(新垣結衣)。しかし、晶は、人には言えない不満や思いを心の中に抱えているのだった。そんな晶の思いに周りの人や彼氏ですら気づいていない。

一方、人当たりがよく世渡り上手、女性にももてる敏腕会計士の根元恒星(松田龍平)。だが、恒星も普段見せる顔とは違い、心の中では、世の中をクールに捉えているのだった。

そんな二人が偶然出会い、傷つきながらも、本音でぶつかり合っていくストーリー。気になる第1話はこちらから。

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「獣になれない私たち」のあらすじ(前半)

「5tap」というバーのお店。そこには、深海晶(新垣結衣)と恋人の花井京谷(田中圭)が食事をしていた。京谷は、自分の母親が晶に会いたがっていることを話しているが、晶はどこか上の空。

晶は、同じ店にいた女性、橘呉羽(菊地凛子)の履いているブーツがかっこいいと見つめていたのだった。京谷は、呉羽のような服装は好みではないといい、京谷の母親に会う時にはそんな服装で行こうかとからかう晶なのだった。

 

一方、呉羽と食事をしていた、根元恒星(松田龍平)は、呉羽が交際0日で結婚したと聞き、驚きを隠せない。そこで、呉羽は恒星のおごりで、5stepのマスター、タクラマカン斎藤(松尾貴史)にお祝いのビールを出してくれるようにいい、そのビールをお店にいた人たちにも振る舞う。

晶と京谷も一緒に呉羽の結婚をお祝いし、呉羽の結婚相手は恒星だと思っているタクラマカンに「俺じゃねーよ」と突っ込む恒星。付き合っていたことも謎な二人だが「うちらお互いそんなに好きじゃなかったから」と笑顔で話し、みんなと乾杯する呉羽だった。

 

晶の家についた京谷は、晶の部屋の更新の契約書を見つける。その契約書を見つめて固まる京谷。そんな京谷をみて、晶はお風呂に入ろう、と促すのだった。

朝、携帯のアラームで目覚めた晶に「起こさずに静かに帰りました」と京谷からのメッセージが届く。返信しようとした瞬間から晶の携帯に、上司の九十九剣児(山内圭哉)から怒涛のようなメッセージが届き始める。

九十九が社長を務めるECサイトの制作会社に務める晶は、1番に出勤し、コーヒーをセットすることから始まり、備品の準備、九十九からのダメ出しを受けた書類の手直しを始める。

そこへ、九十九が出社してくる。入ってきてすぐに仕事の確認をする九十九に対応しながら、コーヒーを手に、手直しした書類を持っていく。間に合いホッとする晶。次々と他の社員が出社してくる中、九十九は自身の出張の為の、飛行機とホテルの予約をするように晶に告げる。

言いづらそうに「社長、新しい秘書の方は…」と言いかけた晶に「今、探しとんねん。待っとって」という九十九。晶は、作り笑いでうなづき、部屋を出るのだった。

晶は、同僚の松任谷夢子(伊藤沙莉)に、代わりに直した資料の修正を説明するが「無理無理。深海さんしか無理」と笑い飛ばされてしまう。そこへ、九十九が、新人の上野発(犬飼貴丈)に、今夜の会食の件について、次から次へと問いかける。

圧倒されてしまう上野に変わり、堪り兼ねた晶が「社長。大丈夫です」と割って入り、全タスク完了してます、と報告する。そのまま、得意先への会食へ出かける九十九だが、晶も来いと、急遽会食へも参加することになる。

 

得意先との会食で、熱弁を振るう九十九の隣で居眠りをしている上野に気づいた晶は、お酌をするついでに上野を起こし、お酌をして回る。会食もデザートが出されたところで、嬉しそうに食べている上野に対し、お会計を済ませるように伝える晶だが、上野はカードが止められていて払えないという。

上野の代わりに、先に清算を済ませに行き、同時に車と手土産の手配も済ませる晶。得意先を無事見送った後、何もできない上野に怒り始める九十九。

そして、九十九は、得意先のサイトの要望をまとめて見積書を出させるように晶に指示する。担当は上野だという晶に、上野は寝ていて何も聞いていなかったと怒る。

「ですが、私の業務は…」という晶の話も聞かず、タクシーに乗り込み帰っていく九十九。帰りの電車のホームで、深いため息をつく晶。

 

晶は、5tepへやってきた。最近遅いね、というタクラマカンに「最近、営業部長が辞めちゃって。社長の秘書も辞めちゃって。営業の新人も辞めそうで。営業アシスタントで入ったはずなのに、自分の担当がなんなのか、もはやわかりません」という晶。

晶は、そんな中で、このお店のビールが染み入るのだという。先にお店にいた恒星に「あの、ひとつ不躾なことを聞いてもいいですか?」という晶。恒星は「嫌です」と答え、話が終わってしまう。

「言うだけでも言ってみ」と言うタクラマカンに押された晶が、先日の呉羽の結婚のお祝いの席で「お互いそんなに好きじゃなかった」と言っていたことに対し「あれってどう言う意味ですか?」と尋ねる。どういうことのか考えていたという晶に、暇ですねと答える恒星。

初めは好きだったけど、付き合っていくうちに気持ちが薄れていってお互いに対して好きじゃなくなったのかと言う晶に、「実は俺、長くないんです。人生の残り時間。そういう訳で彼女を手放しました」と言う恒星。なんとも言われぬ空気の中、恒星の電話がなる。

電話に出た恒星は、相手に対し、仕事を受けるつもりはないことを伝えるのだった。その間に、先に会計をすませる晶。電話を終えた恒星は、いなくなった晶に対し、恒星は、暇な女の野次馬好奇心だと言う。タクラマカンは、晶はマリッジブルーではないかと言う。

晶の笑顔で店が明るくなると言うタクラマカンに対し、恒星はキモイと言う。完璧だけど嘘っぽいと言うと、店のトイレから晶が出て来る。何事もなく笑顔で帰って行く晶に、タクラマカンは、聞こえてなくてよかったと安心する。

「いや、聞こえてたでしょ」と言う恒星に、聞こえていたら笑えないでしょと言うタクラマカン。「それ。そこがキモイ」と言い放つ恒星。晶は、店を出て一人、呆然と歩いて帰るのだった。

 

公認会計士として事務所を開いている恒星の元へ、呉羽が自身の会社設立の為に訪れていた。呉羽のわがままにも優しく対応する恒星に「最後にしとく?」と誘う呉羽だが、人妻とはしないと言う恒星。

そこへ、ドアの向こうで立ち聞きしていたラーメン屋の店員、岡持三郎(一ノ瀬ワタル)が入ってきて呉羽に迫るが、呉羽は三郎を交わし、帰っていくのだった。

 

その頃、晶は会社で上野の担当である会社の概算見積もりをエンジニアに頼んでいた。そこへ、九十九はあきらを呼び、夢子の担当であるプレゼンを晶にやるように指示する。夢子も、晶にやってほしいと言い、全くやる気がない。

強引な九十九に対し、自分は営業アシスタントだと主張し、営業アシスタントが営業を指導するのはおかしいと言うが、高圧的な九十九に、それ以上何も言うことが出来ない晶なのだった。

結局、夢子の代わりに、プレゼンすることになった晶は、自宅でプレゼンの資料を持ち帰り、考えていた。

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「獣になれない私たち」のあらすじ(後半)

プレゼン当日、見事なプレゼンを披露する晶。喜ぶ九十九と夢子に対し、晶は、今日は半休をもらっていると急いで走る。今日は、京谷の母と会う約束の日だった。二人の元へ向かうバスの中、疲れ果てた晶は、眠ってしまい、乗り過ごしてしまう。

急いで駆けつけるも、晶は1時間も遅刻してしまう。だが、京谷と京谷の母、千春(田中美佐子)は、全く気にせず明るく迎えてくれ、食事を始める。そこで、千春は晶に話の流れで晶の家族のことを尋ねる。一瞬、晶の表情が曇り、京谷は話題をそらそうとする。

それでも、千春は晶の両親のことを尋ねる。京谷が、制止しようとするが、晶は「ちゃんと話す」と京谷に告げる。

晶は、木更津で生まれ育ったと言う。晶の父は暴力を振るう人間で、母親と晶に手をあげていた。晶が高校生の時に、父親は事故で亡くなり、母と二人暮らしになる。しかし、次第に母親がマルチ商法にハマり始め、父親の保険金や晶が貯めてきた貯金も全て使われてしまう。

やがて、母親は自分の友達や勤め先にも勧誘を始めたと言う。やめてくれと言ってもやめてくれず、止むを得ず、縁を切り、家を出た6年間一度も会っていないと言う。連絡先や住所も知らせておらず、結婚しても皆さんに迷惑がかかるので連絡はしないほうがいいと言う晶。

「すいません、こんな話。嘘はつきたくないんで」と言う晶に、京谷は千春を睨みつける。

トイレに立った晶は、人知れず深いため息をつくのだった。

驚いたかと聞く京谷に対して、千春は、驚いたが晶とは仲良くなれそうだと答える。

千春と別れた二人は帰りながら、千春のことを話していた。晶は、可愛い人だねという。京谷と話していると、そこへ早速、千春から晶にメッセージが届く。

千春に交換してくれと言われ、晶は連絡先を教えていたのだった。返事をすると延々続くから返信はしなくていいと言う京谷。

帰宅した晶は、千春にお礼のメッセージを送る。すぐに帰って来る千春からのメッセージには、一人では広すぎるぐらいの京谷の自宅で一緒に暮らせばいいのに、という内容が書かれていた。「一人暮らしならね」と呟き、携帯を置く晶。

 

自宅に帰ってきた京谷は、荒れたリビングを見て、ある部屋へ向かう。そこには、長門朱里(黒木華)が暗く荒れた部屋の中で、ゲームに明け暮れていた。千春に晶を会わせてきたことを告げる京谷に対し「お母さん、元気?」と言う灯里。

「こんなん見たら、卒倒するよ」と言う京谷に対し、「お母さん、あたしのこと嫌いだったもんね」と言う灯里。そんな灯里に対し、仕事を探せときつく言う京谷。

寝ると布団へ潜り込む灯里に対し、京谷は、呆れて部屋を出ていく。京谷が出て行くと同時に再びゲームを始める灯里なのだった。

 

晶は千春からの終わらないメッセージに付き合っていた。そこへ、上野が「しんどい。生きてることがしんどいんです。楽しいこともないし、お金ないし。消えて無くなりたい」と言う。

それを聞いた夢子は、恋をしよう、どんなにしんどい毎日でも好きな人がいるだけでなんとかなると告げる。

会社の電話が鳴り、電話の相手は、ものすごい剣幕で怒っている九十九からだった。上野の担当のクライアントへのメールに添付していた見積書がなぜか添付されていないと言う。怖くなった上野は、調子が悪いと早退してしまう。

上野の代わりにクライアントへの謝罪の連絡をし、クライアントの会議へ向かう晶。会社に着いた晶は、すぐに資料の差し替えを始める。会議が迫る中、必死で作業をし、晶はどうにか差し替えを終える。そこへ、九十九からの連絡が入る。

夢子の担当のクライアントからのクレーム対応に、晶はそのまま直行する。社長と担当者が不在の状況に、クライアントは、信用できないと言う。電話での夢子の対応にも不信感を抱くクライアントに、晶が代わりに反省しているところを見せろと迫られる

冗談で土下座と言われた晶だが、その場で土下座をし、謝罪する。焦るクライアントに対し、これからも担当は松任谷でお願いしますと頭を下げる晶だった。

 

晶は、食材を買い込み、会社に戻る。エンジニアのチームに頭を下げ、どうにか作業をしてもらう晶。晶の携帯には九十九からの連絡が絶えず入ってくる。

作業を完了し、相手のクライアントに報告の連絡をした晶に、プライベートな要求をしてくるクライアント。ついに、晶は電話の途中で電話を切る。鳴り止まない九十九からのメッセージ。電車のホームに立ち尽くす晶は、呆然としていた。晶は、電車に向かってゆっくり歩き出す。

そこへ入ってきた電車の警笛で我に帰る晶。最終電車が出発しても晶は駅のホームから動けなかった。晶の携帯には千春から、覗き見るようなスタンプが送られてきていた。

 

タクシーで5tapにやってきた晶は、いつもと違っていた。店にいた恒星は、そんな晶に気づく。次々にビールを飲む晶に対し「マリッジブルー?」と声をかける恒星。

いつもの笑顔がないと言う恒星に対し、晶は「いつものキモい笑顔…」と答える。やっぱり聞こえてたか、とつぶやく恒星。

今日はキモイ笑顔を繰り出さないのかという恒星に「そっちは?でまかせは繰り出さないんですか」という晶。以前の恒星の適当な話に対しての晶の言葉に、でまかせと認める恒星。結婚はしたいものかと尋ねる恒星に、晶は、今は恋がしたいと言う。

誰かに恋をして、すごくすごく好きになって、新しい恋ができたら何か変わるのかな、とつぶやく晶。

千春に「千春さん、息子さんと私は一緒に暮らそうと約束しました。それから4年が経ちました。私は今もその時と同じアパートで暮らしています。もうすぐ二度目の更新日がきます。どうしたらいいんでしょうね」と言うメッセージを送る晶。

恒星とともに店を後にする晶に「ここ俺の事務所。寄ってく?」と言い、ここから始まる恋もあるかもしれないと誘う恒星。「誘われたの二度目です」と言う晶に驚く恒星。5tapの1周年パーティでベロベロに酔った恒星は話したこともない晶を誘っていた。

全く覚えていない恒星に対し「私はビール3杯じゃ酔わないし、店から徒歩3分の間にたぶらかされたりするバカでもありません」と言う晶に対し、バカじゃないの?と笑う恒星。「バカになれたら楽なのにね」と言いお休みと去っていく恒星。

歩いて帰る晶は、呉羽がモデルの看板を目にするのだった。

 

翌朝、父親の介護をする千春に、晶からメッセージが届く。晶からの返信を嬉しそうに読む千春。そこには「そこで新しい服とブーツを買いました」という晶からのメッセージに戸惑う千春。

その頃、会社に現れた晶は、革ジャンにブーツにサングラスという今までとは全く違う服装で現れる。みんなが驚く中、九十九の元を訪れ「これ、私の業務内容の改善要求です」と書類を九十九に手渡し、お願いしますと力強く訴えるのだった。

みんなの視線を受けながらも、晶はサングラスを掛け直し、硬い決意を思わせるのだった。

 

 

「獣になれない私たち」の第1話の感想

いよいよ始まりましたね。話題の新ドラマという事で楽しみにしていたんです。

EC制作会社で働く深海晶は、社長の九十九からパワハラに近いような圧力を受けながら、会社で起こる全てのことへのフォローに回され、ブラックと言われても仕方ないような勤務状態で働いている。

4年間付き合っている彼氏とも順調で、彼の母親ともうまくやっている。ただ、自分の本音は外には見せず、常に笑顔で嫌だと言うこともなく過ごしている毎日だった。

 

晶がいつも立ち寄るバーに、謎の雰囲気をまとった、公認会計士の根元恒星という男性がいる。恒星は、華やかな女性関係に加え、自ら事務所を設立し、順風満帆に見える生活を送っていた。晶に対して、唯一、辛辣ではあるが、本音をぶつけてくる存在です。

 

晶の家庭環境や過去も複雑で、幼い頃から父親の暴力に怯える日々を過ごしてきた晶。父親が事故でなくなり、母と2人で頑張っていこうという中で、母がマルチ商法にはまってしまう。止める晶の言葉も届かず、晶の周囲にまで影響を及ぼし始め、母と縁を切った晶。

晶の、誰に対しても笑顔を作ってしまうところや、結果的に全てを受け入れてしまうところは、幼い頃の影響なのかなと思いました。波風を立てないようにと気を使いながら過ごしている。時折、見せる晶の苦しい表情に切なくなります。

そんな中、ぶっきらぼうな言葉で、晶の心の本音を動かした、恒星。仕事の依頼相手に対しても、厳しい言葉で対応すると思いきや、元カノの仕事の依頼には親身に応じる一面も。

重い内容を含みながらも、コメディ要素が多々含まれており、ついつい笑いながらも見れるんですよね。まだまだ始まったばかりですが、これからの人間関係や、晶や恒星がどう変化していくのかが楽しみなドラマです。

 

「獣になれない私たち」の今後の予想

言いなりのように仕事を任され、結婚も考える彼氏との関係もいまいちしっくりきていない、そんな晶が、自分の本音を最後に見せた決意表明の裏には、恒星の何気ない一言がきっかけになっていた。なので、やはり晶のキーパーソンは恒星になっていくのではないかと思いますね。

晶の家族である母親のことや、恋人である彼氏の家に同居する謎の女性。彼氏の母親が抱える問題や、まだ何も見えてこない恒星の本音、と気になる要素はたくさんですが、これから徐々にわかっていくのではないのかと思います。

晶の会社で働く個性の塊のようなメンバー、恒星を取り囲む周りの人間、馴染みのバーのマスター、タクラマカン斎藤など、目が離せないキャラクターもたくさんですね。今後、ドラマの中でもいいエッセンスになると思います。

また、恋愛としてみてみると、晶と京谷の今後はどうなっていくのか。4年間付き合ってきた二人は結婚することになるのか。

恒星は、謎の関係を持っていた呉羽と別れたものの、仲のいい関係は続いていて、女性にもモテている。

今後、晶と恒星がお互いに惹かれあっていくのか。また違った関係になるのか。ここも、今後ドラマを楽しむ中での、とても大きなポイントになってくるかと思いますね。

本当の自分を消し、笑顔で隠すことで、いろいろな理不尽なことに耐えてきた晶。時には、自分自身を消してしまいそうになりながらも、本当の自分になってみることを決めた晶が、これからどう様々な問題と戦っていくのか。今後が、とても楽しみなドラマです。

 

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